神奈川・茅ヶ崎の児童養護施設=癒しのための巣づくり

「一羽のすずめ」His Eye is on the Sparrow

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私家アレンジ版

 

どういうわけか これを歌っているのは ほとんどが黒人です。
『天使にラヴソング』でローリンヒルが歌って有名になった?からでしょうか。

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まあ 他のどれもスピリチュアルで素晴らしいですが

プロの歌手が バンドやオーケストラをバックに歌っているばかりでなく Youtubeなら (おそらく)素人と思われる黒人が ごく普通の部屋で しかも伴奏無しで歌っているのに 感情をふり絞ったやけに感動的にシャウトしている歌も聴けます。こういうのを聴いていると アレンジやオーケストレイションではなく やっぱり歌唱力なんだなと感じます。

その他もちろん 白人やアジア系の人も歌っていて こっちもそれぞれいいです。
しかしこれもどういうわけか テンポを揺らしたり コブシを利かせたりという やっぱり”黒人風”が多い。

一方 日本人が日本語で歌っているもの(教会員とか聖歌隊)は正統的な? ストレイトなものばかりでしょうか。

最近は日本のポップス歌手でも 黒人風にコブシを利かせる歌い方が流行りですが 日本人とか日本語とかには どうもそぐわない感がしないでもありません(馴れの問題でしょうか)

日本語は本来 イントネイションやアクセントが抑えられた言語なので ミュージカルなどで セリフから歌に移るとき どうしても唐突な感じが強いです。

日本のキリスト教会だと プロテスタントにせよカソリックにせよ 賛美の歌は厳粛さや穏やかさが昔からの文化なので エモーショナルな表現にはなりません。

しかし 分かりやすいところでいうと アメリカの黒人教会では 牧師の説教でさえリズミカルですし 時に叫んだり歌ったりもしていますね。もちろん聖歌隊や会衆の賛美歌もノリノリにスウィングしてますし シャウトしてもいます。
日本人だと やれと言われても恥ずかしくてできない。
民俗性の違いですね。

ところで

“His Eye is on the Sparrow”

元々は1905年 2人の白人の作詞作曲で 歌詞の内容はマタイの福音書が元になっているといいます(10章29節あたり)

ただし 一般的には先の『天使にラヴソング』で有名になったにせよ その昔 エセル・ウォーターズが自叙伝のタイトルにしているので 古いジャズファンには そっちが知られているかもしれません。

エセル・ウオーターズ
若年層は誰も知らないでしょうが 黎明期のジャズ界映画界を代表するようなスターだったんですよ。”Stormy Weather”が日本でもヒットしました(知らないよね)クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

 

 

 

 

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