2016-1101-k-3

開会初っ端の校歌斉唱
Sちゃんが指揮者をッ!

1,400ほゞ満席の市民文化会館
全校生徒 教職員 観覧の保護者
満場の視線の先
ひとりステージの指揮台に立ち
Sちゃんが指揮者を務めたのです!

かすかに微笑みさえたたえ
優しげなまなざしを客席に向け
大きく腕を振って
ホール全体をリード・・・

2016-1101-k-8(禁断の写真2枚。いやいや禁断というのはプライヴァシィの点ではなく 会場は当日 なんと撮影禁止だったのです。これを撮った直後 先生に怒られちゃいました。ですから これ以降の写真は無し)

はい
11月1日は中学校の合唱祭でした。
市内の中学校ではどこも毎年恒例で行っている行事です。単なる学校ごとの校内行事ではありますが 市民文化会館を文字通りその「ハレの舞台」として使用します。

ファームからも 各学年 各クラスに出場しているので最初から最後まで聴いてきました。どの子も真剣な表情でしっかり声を出していて感動します。(運動会もほゞ全競技出場している状態なので観覧する方もタイヘン)

合唱祭そのものは コンクール形式で 1年から3年までの全クラスが 課題曲・自由曲を次々に歌います。そして最後に「優秀賞」「最優秀賞」が学年ごとに発表・表彰という流れです。
校内行事とはいえコンクールなので 最後の結果発表の際は みんな固唾をのんで聞き入ります。そして曲名(クラス名)が呼ばれた瞬間「キャーッ!」と絶叫がはじけ飛ぶ。

さて そのSちゃんは 自分のクラスの自由曲でも指揮をしました。残念ながら受賞には至りませんでしたが 指揮ぶりはリズミカルで力強く 迫力をもってリードしていました(合唱もしっかり歌えていましたが ちょっとムズカシイ歌を選んでしまいましたね)。

それにしても
冒頭紹介したように 開会直後の校歌斉唱ですよ。まだ緊張のほぐれない満員の客席にひとり向き合い腕を振る。
後で聞いたら「もう めっちゃドッキドキだった」とはご本人の弁。そりゃそうでしょう。しかし緊張する中でいかに力を発揮できるか プレッシャーをパワーに換えられるか。これはスポーツ選手にも言える重要な資質ですもんね。
去年の卒業式でも指揮をしたSちゃん。肝が据わってるというのかリーダーシップがあるというのか こういう表立つこと 先頭立つことではひときわ輝きを放つんです。才能ですね。
(そうそう 去年もこの合唱祭でクラスの指揮をして 見事最優秀賞を獲得したんでした。Sちゃんは直情径行型でもありまして その最優秀賞発表の瞬間の絶叫ぶりたるや そりゃあハンパなかった!)