みなさんこんにちは。二月のこのスペースをお借りします池上と申します。
さて、“二月”といえば皆さんは何を思い浮かべますか? 今年、年女の私は「“二月”=“寒い”」が一番最初に浮かんできます。しかし子どもたちは、そんな淋しい私とは逆に「バレンタインデー」の話題で、みんなほっぺをピンク色にしていました。
14日の数日前から女の子たちはお菓子の本を見て、せっせと“友チョコ”を作り、男の子たちはそんな女の子たちを横目で見ながら「・・・俺、もらえるかなあ」と、少し不安げな表情をしていました。二月の上旬は、そんなふわふわそわそわした甘酸っぱい空気で、ファームは一杯でした。
さて、14日当日。私はお休みをいただいて、子ども達の様子を見ることは出来なかったのですが、その日出勤していた職員さんによると、「た~だいま~♪」と踊りながら帰ってきた子あり、「えーと・・・なんか、うちのクラスはチョコ持ってきたらいけないみたい。」と沈んだ面持ちでつぶやく子あり、と勝敗は様々だったようです。
そして、二月下旬。バレンタインデーが終わった今でも、「ホワイトデーも作る!」とお菓子作りに火がついた女の子や、「ホワイトデーのお返しに作るお菓子の練習する!」とお菓子の本を眺める男の子など、やっぱりふわふわした空気は変わりません。
最後に私のことを少し書かせて頂くと。15日にコンビニで値下げされた美味しそうなチョコを見て、「ラッキー☆」と思ってしまった自分に、子どもとの“差”を感じました。子どもたちから分けてもらった“甘酸っぱい気持ち”を思い出し、買うのは思い止まることが出来ました。
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