神奈川・茅ヶ崎の児童養護施設=癒しのための巣づくり

神の御子にますイェス(アニーローリー)

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私家アレンジ版

 

この聖歌の元である「アニーローリー」は 日本でもとても有名です。
いや 有名というより メロディだけはあちこちで流れています。ただしみんな 曲名さえ知らないでしょうし ましたやこれが スコットランド民謡であることとか 讃美歌でもあることとか まったく意識にないでしょうね。

あちこと というのは スーパーマーケットやホームセンターなんかで 閉店の音楽としてよく流れているということです。
そう 「“蛍の光”じゃなくて なんか手ごろな曲はないかね」ってな時に 「こんなのありますよ」っていう程度に有名だってことで。メロディが優しいですもんね。

これは19世紀に作られた曲ですから古いです。
初めから讃美歌だったわけではなく スコットランドの女性音楽家(その名もスコットさん!)が 自分よりもっと古い時代の失恋の詩に曲をつけたもの。

歌となってからこれまで 歌詞は何度か書き換えられているようですし 明治のころ日本に入ってからも メロディだけ拝借して まったく違う歌として独自の歌詞がつけられています。

旋律も変えられたり それに「アニーローリー」としての訳詞にしても何種類があるようですし まあ「さんざんな」というか「モテモテ」というか。私はまったく知りませんけど。

この曲は世界的にも人気のようで ほゞどれも可憐な印象の曲となっていますが ロシア軍合唱団のはスゴイですヨ。ピアニッシモからフォルテッシモまで ガッシリ作り込んだ大迫力(YouTubeで聴けます)

キリスト教においてはカソリック聖歌582として やっぱり人気です。

あ そうそう 「蛍の光」も もちろん世界中で親しまれている歌で これもスコットランド民謡ですね。
日本では これも商業施設の終業の ”お客様追い出し”の曲として重宝されています。

「蛍の光」は別ペイジで。

 

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