神奈川・茅ヶ崎の児童養護施設=癒しのための巣づくり

子どもたちへ

Pengin Parasol

 

 

 

 

は、

子どもの権利条約(けんりじょうやく)って知(し)ってるかな?

世界中(せかいじゅう)のすべての子どもが、
自分(じぶん)らしく自由(じゆう)(い)きられるように、
っていう思(おも)いがいっぱいつまった
「子どもの権利けんり」がいろいろと書(か)いてある。

ちょっと紹介(しょうかい)してみよう。

子どもにだって権利(けんり)はある。

どれもみんな、
キミの権利(けんり)だっていうこと。

『なんだ、そんなのあたりまえじゃん』
って思(おも)うキミは、しあわせかもしれない。
(よ)の中(なか)にはそうじゃない子もいるからなんだ。

お父(とう)さんが酒さけ(の)んで(あば)れるから、
(よる)も安心(あんしん)して眠(ねむ)れないとか、

お母(かあ)さんのきげんが悪(わる)きゃ、
(なん)にも(た)べらんないとか、

1週間(しゅうかん)も洗濯(せんたく)ナシで、
おんなじ服(ふく)(き)せられてるとか…。

おやっていうのはさ、
子どもをちゃんと育(そだ)てる
責任(せきにん)や義務(ぎむ)があるんだ。

そして国(くに)には、
それを援助(えんじょ)する責任(せきにん)があるんだってことだ。

 

子どもには、
あいされて育(そだ)つ権利(けんり)、
大切(たいせつ)にされて育(そだ)つ権利(けんり)
自由(じゆう)に生(い)きる権利(けんり)がある。

もしキミに、
(なに)かの障害(しょうがい)があったとしても、
それで差別(さべつ)されるなんてとんでもない。

だれかにバカにされたり、いじめられたり、
仲間(なかま)はずれにされたりせずに生(い)きる権利(けんり)だ。

それから、

(おや)やその他(ほか)の大人(おとな)から、
暴力(ぼうりょく)ふるわれたり、
ほったらかしにされたり、
イヤなことさせられたりせずに、

子ども時代(じだい)を、
安心(あんしん)して、
のびのび(い)きる権利(けんり)があるんだよ、ってこと。

(い)うこと聞(き)かないからって、
(おど)したり、ブッとばしたり
どっかに閉(と)じ込(こ)めたり、食事(しょくじ)をあげなかったり、

もっとヒドイと、
ころしちゃうなんて…、
そんな親(おや)もいるんだ。
(おも)いどおりにならない子は、憎(にく)いと感(かん)じるんだね。

どんな子どももみんな同(おな)じ。
自分(じぶん)らしく
自由(じゆう)に生(い)きる権利(けんり)がある、
っていうことを言(い)ってるわけだ。

まだまだあるけど、ざっとまあ、こんな具合(ぐあい)

「子どもの権利条約(けんりじょうやく)」には、
子どもが生(い)きてゆくのに大切(たいせつ)なことが、
たくさん書(か)いてある。

どれもこれもあたりまえのことのようだけど、
実際(じっさい)にはなかなかそうなっていないことも多(おお)いよね。

 

たとえば…

「差別さべつしない」、「みんな同(おな)じ権利(けんり)
っていうけど、こんな場合(ばあい)はどうかな。

もしキミが、野球(やきゅう)をやってるとする。
自分(じぶん)のチームにヘタなヤツが1人(ひとり)いて、
いつもエラーばっか。

『…なんだよアイツはよ、あんなヤツいらねえよ…』

なんて、思(おも)っちゃわないか?
な? 自分(じぶん)がそう思(おも)われるほうだったら、ヤだよな。

それから、
なんかの遊(あそ)びでさ、
ほんとはちゃんと順番(じゅんばん)があんのに、
自分(じぶん)より弱(よわ)い子
後回(あとまわ)しにしたり、
してないか?

それとか、
自分(じぶん)よりおとなしい子を、
家来けらいみたいに命令(めいれい)したりしてないか?ん?

こういうのはみんな、

その子の権利(けんり)を、
キミが奪(うば)ってることになるんだぞ。

 

どうだい、
「差別(さべつ)」とか
「権利(けんり)」とか「平等(びょうどう)」とかって、
言葉(ことば)では言(い)うけど、
実際(じっさい)なかなかむずかしいだろ?

わざわざ
「子どもの権利条約(けんりじょうやく)
なんてものをつくるのも、
つらい目(め)に会(あ)ってる子がいたり、
ヒドイことされてる子がいたりするからだ。

だれだって平和(へいわ)(く)らしたい
しあわせになりたい、
だからあきらめないで、
みんなで努力(どりょく)しようよ、ってことなんだね。

Teenager Skateboarding

さて、茅ヶ崎ファームのこと。

 

茅ヶ崎ファームは、
すべての子どもたちが
健康(けんこう)で、安心(あんしん)して
(く)らせるように”
という(ねが)から生(う)まれた施設(しせつ)なんだ。

そう、茅ヶ崎ファームは、
子どもが平和(へいわ)に暮(く)らすための施設(しせつ)だ。

職員(しょくいん)はみんな、そのつもりで努力(どりょく)している。
だけどやっぱり、なかなか思(おも)うようにいかないことも多(おお)い、
っていうのがほんとうのところ。

だって、
子どもはウチで暮(く)らすほうがいいにきまってるじゃん。

でも
いろんな事情(じじょう)で、
ウチでは暮(く)らせなくなった子どもたちが
一緒(いっしょ)に住(す)んでるわけだろ。

もともと、
親子(おやこ)でもない、兄弟(きょうだい)でもない、
ぜんぜん知(し)らない人間同士(にんげんどうし)
いっしょに暮(く)らすんだから、
スッゴクむずかしいことだよな。

(き)に入(い)らないこともあるし、
ケンカもある。

それに、
「自由(じゆう)に生きる権利(けんり)
っていったって、
(す)き勝手(かって)に暮(く)らせるわけじゃない

「起(お)きんのカッタルイ

学校(がっこう)いきたくない

「食(た)べんのいいけど、後片付(あとかたづ)け、メンドっちい

なんて、やっぱりヘンだ。

「お小遣(こづか)もっとくれ

「魚(さかな)きらい、ピーマンだいっきらい
にんじんやだ
おかしがいい」

「ワタシの言(い)うこと、きいてくんない

「いちいちウルサク言(い)われて、ムカツク

…。

そう、

不満(ふまん)もいっぱいあると思(おも)う。

(おんな)じ不満(ふまん)でも、
(うち)にいれば何(なん)でもなくすんでしまうことが、
なぜかファームにいると、
もっと大きな不満(ふまん)に感(かん)じてしまうんだろうな。

わかるよ。

それでもさ、
職員(しょくいん)はみんな、
キミたち子どもが、
(すこ)しでも気持(きも)ちよく暮(く)らせるように、
(すこ)しでも平和(へいわ)でいられるように、
いろんな努力(どりょく)しているんだけどね。

そこで、

茅ヶ崎ファームではどんな暮(く)らしができるのか、
どんな約束(やくそく)があるのかを、
文章(ぶんしょう)にしてみることにしたんだ。


Todai

 

茅ヶ崎ファームでは…

 

1. キミが暮(く)らすのに必要(ひつよう)なものは、そろえてもらえる。

もしキミに、服(ふく)が少(すく)ないなら、
ファームから出(だ)してもらえる。

その他(ほか)、
エンピツやノート、くつ、シャンプー、肌着(はだぎ)、パジャマ…。

もちろん、
ウチで使(つか)ってたものも、そのまま使(つか)えるし、自分(じぶん)のお金(かね)があれば、
好(す)きなものを買(か)うこともできるよ。

 

2. キミが、安心(あんしん)して暮(く)らせるように、気(き)を配(くば)ってもらえる。

ファームの職員(しょくいん)は、
食事(しょくじ)のこと、着(き)るもののこと、健康(けんこう)のこと、学校(がっこう)のこと、
その他(ほか)いろいろ助(たす)けてくれる。
いつもそばにいて、キミが困(こま)っていないか、声(こえ)をかけてくれる。

3.キミがもし病気(びょうき)なら、お医者(いしゃ)さんに、いつでもみてもらえる。

ファームでは、病気(びょうき)になったり、ケガしたりしたら、すぐお医者(いしゃ)さんにいける。近所(きんじょ)のお医者(いしゃ)さんもあるし、もっと大(おお)きな病院(びょういん)もあるよ。

それに、毎月(まいげつ)1回(かい)、お医者(いしゃ)さんが健康診断(けんこうしんだん)しにきてくれるんだ。

SakananoMe4. 好(す)きキライは良(よ)くないぞ

食事(しょくじ)には、いろんなものが出(で)る。
肉(にく)、さかな、野菜(やさい)、お豆(まめ)、くだもの…。

でも、もし、キライなものが出(で)たら?

うん、どうしても食(た)べらんないならしょうがないよな。
だけど、“食(た)べなくていい”ってことでもない。

食(た)べることは
生(い)きることの源(みなもと)。

学校(がっこう)ではいろんな授業(じゅぎょう)があるだろ? キライな勉強(べんきょう)だってしなきゃいけない。
食事(しょくじ)もおんなじ。

子ども時代(じだい)は、
できるだけいろんなことを勉強(べんきょう)して、なんでも食(た)べて、たくさん遊(あそ)ぶ。
まっすぐな心(こころ)を育(そだ)てるためなんだ。

だからさ、
食事(しょくじ)の前(まえ)に、お菓子(かし)やジュースでハラいっぱいにしちゃうのもよくない。

ぎゃくに、
キライな食事(しょくじ)をいっぱい残(のこ)しておきながら、その後(あと)ラーメンつるつる、なんてのもダメだ。

もっと大事(だいじ)なこと、

食(た)べ物(もの)を粗末(そまつ)にしちゃいけない、ゼッタイ。
ちょっと手(て)をつけて「もういらない」なんて言(い)うなら、最初(さいしょ)から少(すく)なめにしてもらおう。

それから、それから、

beach play

 

 

 

 

ファームでは、
それぞれの家(いえ)で、みんなの目()の前(まえ)で食事(しょくじ)をつくるんだ。だからキッチンの横(よこ)で

「これ、おいしそうじゃん」とか、
「これ、キライなんだけど」とか、
「こんど、アレ作(つく)ってよ」とか、
「こんどこういうの、食(た)べてみたいな」とか、
いろんなおしゃべりしながらながめてごらんよ。
アタマからシッポまでの魚とか、ドロのついたジャガイモとか
いろんな材料(ざいりょう)が、いろんな風(ふう)に調理(ちょうり)されるのをみれば、あんがいおもしろくて、興味(きょうみ)がわくかも。

5. お小遣(こづか)い

毎月(まいげつ)もらえる。

金額(きんがく)は
年齢(ねんれい)によって違(ちが)う。

使(つか)い方(かた)は自由(じゆう)。
でも[小遣(こづか)い帳(ちょう)]にはつけなきゃいけない。

少(すく)ないお金(かね)を、うまく使(つか)う練習(れんしゅう)も、しなきゃいけないし。

6. お風呂(ふろ)

お風呂(ふろ)は、それぞれ都合(つごう)のいい時間(じかん)に入(はい)る。
夜(よる)9時(じ)までに入(はい)る。

毎日(まいにち)だよ。自分(じぶん)の体(からだ)は清潔(せいけつ)にしとかないとね。
オネショの子は、毎朝(まいあさ)シャワー。オマタがくさっち
ゃうから。

7. でんわ

キミは、電話(でんわ)をかけることも、
受(う)けることも自由(じゆう)にできる。
ともだちと遊ぶ約束するとか、宿題’しゅくだい)の確認(かくにん)とるとか、学校(がっこう)の連絡網(れんらくもう)とか。
(ただの”ムダばなし” ”おしゃべり”はダメだけど)

もちろん、家族(かぞく)や、児童相談所(じどうそうだんじょ)へもね。

職員(しょくいん)に話(はなし)を聞(き)かれたくなければ、そういえばいい。
(でも、ともだちと悪(わる)い相談(そうだん)や悪(わる)い誘(さそ)いがあるようならダメだね)

8. 手紙(てがみ)

手紙(てがみ)を出(だ)すことも、もらうことも自由(じゆう)。

キミの出(だ)す手紙(てがみ)も、
誰(だれ)かからきた手紙(てがみ)も、
中身(なかみ)を職員(しょくいん)がかってに見(み)ることはない。

切手(きって)は、家族(かぞく)や、児童相談所(じどうそうだんじょ)などへ出(だ)すんなら、学園(がくえん)からもらってもいい。
友達(ともだち)へ出(だ)すんなら自分(じぶん)のお金(かね)だ。
hot air balloon

9.日記(にっき)

キミの日記(にっき)
(もし書(か)いてるならだけど)、
それを、職員(しょくいん)がかってに読(よ)むことはない。
手紙(てがみ)や電話(でんわ)と同(おな)じで、“ヒミツはできるだけ守(まも)ろう”ってことだ。

引出(ひきだ)しやロッカーの中(なか)も、キミの知(し)らないうちに職員(しょくいん)がかってにのぞく、なんてことはない。
もちろん、キミ自身(じしん)もやっちゃいけないんだぞ。

だけど、「誰(だれ)かのものがなくなった」とか、『良(よ)くないものを隠(かく)してるかもしれない』なんてときがある。そんな時(とき)は、お互(たが)い疑(うたが)ったり疑(うたが)われたりしなくてすむように、見(み)せなきゃいけないこともある。

10. 家族(かぞく)のこと

家族(かぞく)のことで、知(し)られたくないことは言(い)わなくてもいい。

ファームや児童相談所(じどうそうだんじょ)の職員(しょくいん)には、なるべくホントとのこと教(おし)えて欲(ほ)しいけど、言(い)いたくなければそれでもいい。
要(よう)するに、信用(しんよう)できるヤツかどうかっていう問題(もんだい)だな。

11. ファームでヤなことあったとき

キミはいつでも、外(そと)の人(ひと)に相談(そうだん)できる。

もちろん、ファームの職員(しょくいん)に相談(そうだん)すれば、いっしょに考(かんが)えてくれるはずだけど、『ファームの職員(しょくいん)じゃチョット…』っていうとき、あるかもね。

外(そと)の人(ひと)というのは、
キミの家族(かぞく)、
児童相談所(じどうそうだんじょ)や警察(けいさつ)、
前(まえ)にいた学校(がっこう)の先生(せんせい)なんか、
だれでもいい、キミが『信用(しんよう)できる』と思(おも)える人(ひと)のこと。もちろん、友達(ともだち)でもOK。

[ちがさきタグ・ボート]のことも、
児童相談所(じどうそうだんじょ)の電話番号(でんわばんごう)も、
[人権ホットライン]の電話番号(でんわばんごう)も、
見えるところに貼(は)ってあるからね。

Hellow12. 面会(めんかい)、外出(がいしゅつ)

キミが『親(おや)と会(あ)いたい』とき、面会(めんかい)や外出(がいしゅつ)、外泊(がいはく)は自由(じゆう)だ。

自由(じゆう)と言(い)ったって、キミんちでの暮(く)らしがあんまりひどかったり、約束(やくそく)破(やぶ)ってばっかりだったりすれば、話(はなし)は別(べつ)だ。

約束(やくそく)ってのは、「何日(なんにち)までにもどる」とか、「お金(かね)やモノを隠(かく)して持(も)ち込(こ)まない」とかいう、常識的(じょうしきてき)なこと。

ぎゃくに、
「親(おや)なんかに会(あ)いたくない」っていうなら、会(あ)わなくてもすむように考(かんが)える。

それから

外出(がいしゅつ)や外泊(がいはく)の時(とき)、何(なに)か買(か)ってもらったり、お金(かね)をもらったりするかもしれないな。

そういう時(とき)は、隠(かく)して持(も)ち込(こ)まないで、職員(しょくいん)にちゃんと相談(そうだん)してほしい。あんまり高価(こうか)なものや、大(おお)きいお金(かね)は、トラブルのもとだから。

13. 友達(ともだち)

友達(ともだち)と会(あ)うのも自由(じゆう)。
友達(ともだち)がファームに来(く)るのも自由(じゆう)だし、
キミが友達(ともだち)の家(いえ)へ遊(あそ)びに行(ゆ)くのも自由(じゆう)。

ただしその場合(ばあい)、先方(せんぽう)の親(おや)とファームの職員(しょくいん)がお互(たが)い、良(よ)く知(し)り合(あ)っておく必要(ひつよう)はある。

それに、
たばこ吸(す)ったり、酒(さけ)飲(の)んだり、夜中(よなか)まで外(そと)で遊(あそ)びまくったり、なんてことするんじゃ、「ノー」。

子どもが何(なに)やってるか、親(おや)や大人(おとな)が知(し)らないなんて、お話(はなし)にならない。
ifds boat 01

14. 意見(いけん)

キミは、言(い)いたいことをハッキリ言(い)っていい。

キミには、自分(じぶん)の意見(いけん)をはっきり言(い)える人間(にんげん)になってほしい。

おとなだって失敗(しっぱい)する。
自分(じぶん)の都合(つごう)だけで怒(おこ)ってることもある。
考(かんが)え方(かた)が間違(まちが)ってるかもしれない。
それどころか、知(し)っててゴマカしてることだってあるんだ!
(キミ自身(じしん)だってそういうこと、あるよな?)。
学校(がっこう)の先生(せんせい)の言(い)うことだって、

『そんなのヘンだ』
『もっと、こうしたらいいのに』

なんて感(かん)じたら、それを言(い)ったほうがいい。

いろんな考(かんが)えの人(ひと)がいるから、キミの思(おも)う通(とお)りになるとはかぎらないけど、みんなが気持(きも)ちよく暮(く)らすために、もっと変(か)えられるかもしれない。

ハッキリ自己主張(じこしゅちょう)する。

そのかわり、人(ひと)の言(い)うこともちゃんと聞(き)けなきゃいけないし、
自分(じぶん)の言(い)ったこと、
自分(じぶん)のやったことには責任(せきにん)をもてよな。

権利(けんり)と責任(せきにん)だな。

15. 自分(じぶん)で選(えら)ぶ

自分(じぶん)で選(えら)ぶことも大事(だいじ)だ。

ファームでは、野球(やきゅう)、水泳(すいえい)、卓球(たっきゅう)、マラソンなど、いろんなスポーツをやる機会(きかい)がある。
演劇(えんげき)や音楽会(おんがくかい)の招待(しょうたい)、キャンプやピクニックもある。
そんなとき、もしキミが、『やりたくない』、『行(い)きたくない』っていうなら、もちろんそれでもいい。やるやらない、行(い)く行(い)かないは、キミが選(えら)んでいい。

おとなになるまでに、考(かんが)える力(ちから)、選(えら)ぶ力(ちから)をつけなきゃいけないからね。

16. 勉強(べんきょう)は権利だ!

キミには、勉強(べんきょう)する権利(けんり)がある。
勉強(べんきょう)することは、キミの権利(けんり)なんだぞ! 知(し)ってた?

何(なに)が良(よ)くて、何(なに)が悪(わる)いのか、なぜそうなっているのか、どこが間違(まちが)ってるのか、どうすれば良(よ)くなるのか、昔(むかし)どんなことがあって、これから先(さき)、どうしたらいいのか…。

いろんなことをたくさん勉強(べんきょう)して知(し)ることはキミの権利(けんり)。ちょっとしか知(し)らないんじゃ、選(えら)ぶことも判断(はんだん)することもできやしない。

学校(がっこう)の勉強(べんきょう)はもちろん、新聞(しんぶん)、雑誌(ざっし)、テレビ、その他(ほか)材料(ざいりょう)はいくらでもある。
Warter Craft

 

17. 勉強(べんきょう)は責任だ!

キミは、できる限(かぎ)りしっかり勉強(べんきょう)しなきゃいけない。

キミに障害(しょうがい)があろうと、
勉強(べんきょう)が遅(おく)れていようと、
自分(じぶん)のできる限(かぎ)りの努力(どりょく)を、勉強(べんきょう)にも向(む)けなきゃいけない。
好(す)きなことだけやって遊(あそ)んでばっかりいたんじゃ、しあわせな世界(せかい)はこない。

自分(じぶん)たちのしあわせや、平和(へいわ)について考(かんが)えることは、キミの責任(せきにん)でもあるんだよ。

それに、

勉強(べんきょう)したくてもできない子が、世界(せかい)にはすごくたくさんいるんだ。

エンピツやクレヨンさえ足(た)りない国(くに)もあるし、
ウチにお金(かね)がなくて学校(がっこう)へいけない子もいる。テレビも雑誌(ざっし)も見(み)たことないなんて子もね。

そいうものをすべてそろえてもらっておきながら、もしキミが努力(どりょく)してないなら、
それはフェアじゃない。

18. 学校(がっこう)は生(い)きることの練習(れんしゅう)

学校(がっこう)へ行(ゆ)くことも勉強(べんきょう)だ!?

学校(がっこう)へ行(い)けば、いろんなヤツがいる。
でかいヤツ、ちっこいヤツ、
らんぼうなヤツ、親切(しんせつ)なヤツ、
泣(な)き虫(むし)、おこりんぼ、
いい先生(せんせい)もいればヤな先生(せんせい)だっているだろ?

そんないろんな人間(にんげん)のいる中(なか)で、遊(あそ)んだり勉強(べんきょう)したりできるってのは、
人間(にんげん)を知(し)る絶好(ぜっこう)のチャンスでもあるんだよ。

算数(さんすう)(数学(すうがく))、国語(こくご)、理科(りか)、社会(しゃかい)、英語(えいご)…。
学校(がっこう)ではいろんな授業(じゅぎょう)がある。
いろんなことを勉強(べんきょう)しないとやわらか頭(あたま)にならないからだよ。食事(しょくじ)と同(おんな)じで、好(す)きなもんだけじゃダメなんだ。

それに

学校(がっこう)行(ゆ)くには、
毎朝(まいあさ)、ちゃんと起(お)きなきゃいけない。
これも勉強(べんきょう)だ。
前(まえ)の晩(ばん)、遅(おそ)くまで起(お)きてりゃ、眠(ねむ)くてしょうがないよな。
朝(あさ)ちゃんと起(お)きて、夜(よる)はちゃんと寝(ね)る(どっちが先(さき)かわかんないけど)、こんな当(あ)たり前(まえ)のことができない子もいるんだな。

というわけで、

学校(がっこう)行(ゆ)くことは、
社会(しゃかい)の一員(いちいん)としてで生(い)きることなんだよ。3surfbords

19. 小・中学校(がっこう)

小学校(しょうがっこう)は
茅ヶ崎市立(ちがさきしりつ)汐見台小学校(しおみだいしょうがっこう)。

中学校(ちゅうがっこう)は
茅ヶ崎市立(ちがさきしりつ)松浪中学校(まつなみちゅうがっこう)。

その他(ほか)に

勉強(べんきょう)がものすごく遅(おく)れてる場合(ばあい)や、
障害(しょうがい)を持(も)ってる場合(ばあい)、
また、友達(ともだち)とうまくつきあえない場合(ばあい)なんか、
少(すく)ない人数(にんずう)で勉強(べんきょう)する学校(がっこう)へも通(かよ)えるよ、キミがそうしたいなら。
特別支援級(とくべつしえんきゅう)とか、
養護学校(ようごがっこう)とかっていうんだ。

20. 高校(こうこう)

県立高校(けんりつこうこう)、
私立高校(しりつこうこう)、
高等専修学校(こうとうせんしゅうがっこう)、
定時制高校(ていじせいこうこう)
などに通(かよ)える。

もちろん、お金(かね)の心配(しんぱい)は、いらない。
修学旅行(しゅうがくりょこう)にもいけるし、
部活(ぶかつ)で“青春(せいしゅん)燃(も)やす”こともできる。
(ただし、その前(まえ)に入学試験(にゅうがくしけん)はあるけどね…)

キミが障害(しょうがい)をもっているなら、
養護学校(ようごがっこう)高等部(こうとうぶ)へ通(かよ)うこともできる。
Surfin Girl

21. 部活(ぶかつ)

キミは、好(す)きな部活(ぶかつ)に入(はい)れる。

たとえば運動部(うんどうぶ)なら、
ユニフォーム代(だい)や遠征費用(えんせいひよう)などなど、その部活(ぶかつ)で必要(ひつよう)なお金(かね)はファームで出(で)るから心配(しんぱい)しないで。

それに、部活(ぶかつ)をファームの生活(せいかつ)より優先(ゆうせん)させてもいい。

部活(ぶかつ)に入(はい)って、いろんな人(ひと)といっしょに活動(かつどう)することは、キミを大(おお)きくしてくれるかもしれないチャンス。だから、ファームでも応援(おうえん)するんだよ。

22. ケイタイ

キミが高校生(こうこうせい)なら、携帯電話(けいたいでんわ)を持(も)ってもいいことにしている。

費用(ひよう)は、もちろん自分(じぶん)もち。親(おや)に買(か)ってもらったり、払(はら)ってもらったりはだめ。自分(じぶん)の楽(たの)しみなんだから、アルバイトでもして稼(かせ)がなきゃいけないぞ。

悪(わる)いことに使(つか)わないってことが前提(ぜんてい)なのは当(あ)たり前(まえ)。

23. アルバイト

キミが高校生(こうこうせい)なら、アルバイトしてもいいよ。

高校(こうこう)1年(ねん)の秋(あき)になって、学校生活(がっこうせいかつ)が順調(じゅんちょう)にいっているようならやってもいい。
ただし、そのために生活(せいかつ)が大(おお)きく乱(みだ)れるようなら考(かんが)え直(なお)さなきゃな。

24. バイク、車(くるま)

車(くるま)、バイクの免許(めんきょ)は
高校(こうこう)3年(ねん)の冬(ふゆ)から、とりに行(い)ってもいいことにしている。

これは、キミが卒業(そつぎょう)して就職(しゅうしょく)するときに有利(ゆうり)になるかもしれないからだ。

brave little diver25. 門限(もんげん)

小学生(しょうがくせい)は夕方(ゆうがた)5時(じ)。
くらくなる前(まえ)に帰(かえ)っておいで、ってことだ。

中学生(ちゅうがくせい)は夕食(ゆうしょく)までに。
ただし部活(ぶかつ)の場合(ばあい)は、もっと遅(おそ)くなるかもね。

15才(さい)以上(いじょう)のキミは、ファーム、学校(がっこう)での生活態度(せいかつたいど)さえ良(よ)ければ、いつ帰(かえ)ってきてもいい。
だけど、行(ゆ)き先(さき)を職員(しょくいん)が知(し)っている必要(ひつよう)はあるよ。

26. 健康(けんこう)を守(まもる)る責任(せきにん)

キミは、自分(じぶん)の健康(けんこう)は自分(じぶん)でも守(まも)らなきゃいけない。

子どものうちからタバコ吸(す)うなんて、よくないぞ。だって、「健康(けんこう)に悪(わる)い」って、ちゃんと書(か)いてあるじゃないか。

シンナーや覚醒剤(かくせいざい)なんてのも、体(からだ)がボロボロになっちゃうし、金(かね)を手(て)に入(い)れるためには、悪(わる)さをしなきゃならなくなる。

「テレビ見(み)たいから」とか、
「もっと遊(あそ)んでたいから」って、

遅(おそ)くまで起(お)きてるなんてのも、ダメ。特(とく)に小学生(しょうがくせい)はね。

昼間(ひるま)よく遊(あそ)んで、夜(よる)よく寝(ね)ることも、キミの権利(けんり)であり、責任(せきにん)でもあるんだよ。

27. もしキミが、悪(わる)いことしたら

みんなが平和(へいわ)に暮(く)らすためにルールがある。
社会(しゃかい)のルール、ファームのルール、だれもが安心(あんしん)して暮(く)らすためだ。

物(もの)を買(か)いたければお金(かね)を払(はら)う。それをやぶれば、それなりの責任(せきにん)をとらなきゃいけないよな。

キミがルールをやぶれば、もちろん、職員(しょくいん)は注意(ちゅうい)したり、叱(しか)ったりするよ。
けれど、そのバツに、殴(なぐ)られたり蹴(け)られたりというような暴力(ぼうりょく)を受(う)けることはない。

それから、食事(しょくじ)を抜(ぬ)かれたり、おやつをもらえなかったりすることも、もちろんない。

最後(さいご)に

さて、

これまで長々(ながなが)と、
キミの権利(けんり)と責任(せきにん)について、
いろいろと話(はな)してきた。

もちろん、
すべて話(はな)せたわけじゃない。
だけど、きりがないから、
そろそろおしまいにしようと思(おも)う。

ただ、
最後の最初(さいしょ)に、
とても重要(じゅうよう)なことを言(い)っておく。
これまでの繰(く)り返(かえ)しになる部分(ぶぶん)もあるけど、
わかっておいてもらいたいから。

ここでは、
ひとつのことを、3つの違(ちが)う言(い)い方(かた)で話(はな)す。

まず、1つめ

「権利(けんり)」なんて言(い)ったって、
そんなもんは
チョットしたまちがえでもあれば
吹(ふ)っ飛(と)んじゃうってことだ。

たとえば戦争(せんそう)。

だって、
戦争(せんそう)で相手(あいて)に攻(せ)め込(こ)まれてみろよ。
国(くに)を追(お)い出(だ)されちゃうこともあるんだ。
「難民(なんみん)」なんて呼(よ)ばれて、
住(す)む家(うち)もなければ、
食(く)うものさえなくなるんだぞ。
雨(あめ)が降(ふ)ればびしょぬれだし、
病気(びょうき)になったって、
ロクに薬(くすり)さえない。
そんな時(とき)、権利(けんり)もクソもないよな。

またたとえば、
家(うち)が貧乏(びんぼう)なら、
権利(けんり)なんて、はじめっからないかもしれない。

お金(かね)がないから学校(がっこう)へ行(い)けない。
お金(かね)がないから子どもでも働(はたら)かなきゃいけない。
家族(かぞく)の食(た)べるお米(こめ)を買(か)うために、
女(おんなの子なら、よその町(まち)へ売(う)られて、
大人(おとな)の性(せい)のオモチャにされたりもするんだ。

今(いま)、
日本(にほん)の女(おんな)の子は
援助交際(えんじょこうさい)なんて言(い)って、
大人(おとな)と遊(あそ)んで、
もらったお金(かね)を、オシャレのためなんかに使(つか)うらしいけど。

Haaai

それからまだある。

日本(にほん)の国(くに)そのものが貧乏(びんぼう)になれば、
ファームも貧乏(びんぼう)になっちゃうんだ。
ガラス割(わ)れても直(なお)す金(かね)がないとか、
自転車(じてんしゃ)こわれても直(なお)す金(かね)がないとか、
お小遣(こづかがなくなるとか…。
そうなるかもしれない。

ものごとが悪(わる)く回(まわ)り始(はじ)めると、
まっ先(さき)に切(き)り捨(す)てられるのは、
子どもや弱(よわ者(もの)なんだよ。
弱(よわ)いものイジメは子どもの世界(せかい)だけじゃない。
それは歴史(れきし)が証明(しょうめい)してるし、
現代(げんだい)の日本(にほん)だって、そう。
悲(かな)しいけど、それが現実(げんじつ)なんだ。

つまり、
「権利(けんり)」なんて言(い)ったって、
いつでも必(かなら)ずそこにあるモンじゃない。

「権利(けんり)」なんて、
まわりの人(ひと)がそれを認(みと)めてくれなきゃ、
何(なん)の意味(いみ)もないし、
人(ひと)の心(こころ)と、お金(かね)に余裕(よゆう)がなけりゃ、
それどころじゃなくなっちゃう、
っていうような、あやういもんなんだ。

だから、もしキミが今(いま)、
権利(けんり)を主張(しゅちょう)できる、
言(い)いたいことが言(い)える、
わがままを言(い)える、
とすれば、
ホントはものすごくしあわせなことなんだ。

このことを、
どうしてもわかっていてほしい。

2つめ

責任(せきにん)ということ。

「権利(けんり)」というからには、
そこに必(かなら)ず、
「責任(せきにん)」ってもんもあって、
「権利(けんり)」と「責任(せきにん)」とは、
2つ合(あ)わさってはじめて実現(じつげん)されるんだってこと。

みんなが、
お互(たが)いに自分(じぶん)の責任(せきにん)を果(は)たす。
そのことによって、みんなが、
お互(たが)いの権利(けんり)を認(みと)め合(あ)うってわけなんだ。

だから、
自分(じぶん)の責任(せきにん)はどっかへやっちゃって、
権利(けんり)だけは主張(しゅちょう)する
なんて人(ひと)は認(みと)めてくれない。
普通(ふつう)の大人(おとな)の社会(しゃかい)ではね。

Mitsumeキミの場合(ばあい)、たとえばこんなこと。

ウソつかない
人(ひと)のものとらない
言葉(ことば)や態度(たいど)、
暴力(ぼうりょく)で人をやっつけない

っていうような
人(ひと)の心(こころ)や体(からだ)を侵(おか)さないこと

それに

朝(あさ)、ちゃんと起(お)きる
ちゃんと食事(しょくじ)する
ちゃんと勉強(べんきょう)する
夜(よる)はちゃんと寝(ね)る
なんて、ごく普通(ふつう)のことでいいんだけど…。

3つめ

人(ひと)の気持(きも)ち。

社会(しゃかい)のルールっていうのは、
もともと、
人(ひと)と人(ひと)との付(つ)き合(あ)いから出発(しゅっぱつ)している。
人間関係(にんげんかんけい)のルールとでも言(い)うのかな。

ファームのルールも、もちろん、そう。
キミがファームで暮(く)らす以上(いじょう)、
イヤでも、他(ほか)の子どもや職員(しょくいん)と付(つ)き合(あ)うわけだ。

キミはたぶん、
好(な友達(ともだち)のことは
大切(たいせつ)に思(おも)って気(き)を配(くば)るよね。
じゃあ例(たと)えば、
ファームの職員(しょくいん)のことはどう?

「オメエには、カンケエねえ
「オメエにメイワクかけてねえ」…

ファームの生活(せいかつ)になれてくると、
職員(しょくいん)が邪魔者(じゃまもの)のように思(おも)えてきて、
こんな風(ふう)に反発(はんぱつ)する子も出(で)てくる。

Future Rock Starそうだよな、
そう言(い)いたくなる気持(きもち)はよく分(わ)かる。

でもさ、
ちょっと考(かんが)えてみろよ。
職員(しょくいん)は、何のためにファームにいる?
キミを手助(てだすするためだよ。
それ以外(いがい)の目的(もくてき)はない。
キミを叱(しか)るためじゃないし、
威張(いば)るためでもない。

大人(おとな)として、
キミを守(まも責任(せきにん)があるし、
まっすぐ育(そだ)ってほしいと願(ねが)ってるんだ。

だけどね、
職員(しょくいん)だって、
実(じつ)はそんなに立派(りっぱ)な人間(にんげん)じゃない。
どこまでも広(ひろ)い心(こころ)を持(も)ってるわけでもないし、
ましてや、キミの召使(めしつか)いでもない。

Taiyou Egaoもしキミが、
人(ひと)の言(い)うことは聞(き)かないでおいて、
自分(じぶん)の権利(けんり)ばっかり言(い)い張(は)ったり、
身勝手(みがって)なことしておきながら平気(へいき)な顔(かお)してたら、
ウンザリもするし、腹(はら)も立(た)つ。
これは、親子(おやこ)でも兄弟(きょうだい)でも、
同(おんな)じだよな。

世(よ)の中(なか)の
人(ひと)と人(ひと)との関係(かんけい)は、
相手(あいて)のこともちゃんと気遣(きづか)ってやる、
ってのが始(はじ)まりなんだ。
そこんところは、おさえておかなきゃいけないぞ。

自分(じぶん)を大切(たいせつ)にしたいなら、
他(ほか)の人(ひと)のことも大切(たいせつ)にしてやらないとな。

 

自分(じぶん)が楽(たの)しくても、
相手(あいて)がイヤがってるなら、やめろよな。

相手(あいて)のイヤがることを言(い)うだけでもいけない。

ほしいからって、
人(ひと)のものを取(と)り上(あ)げる、
盗(ぬす)む、なんてのも、ダメだ。

自分(じぶん)より弱(よわ)いものをバカにしたり、
いじめたりするのはヒキョウだぞ。

気(き)に入(い)らないヤツを、
仲間(なかま)はずれにしたり、
やっつけたりするのもよくない。

暴力(ぼうりょく)ふるっちゃいけないのも、おんなじ。

自分の持(も)ち物(もの)は大切(たいせつ)に使(つか)うんだ。
みんなで使(つか)うものも、
大切(たいせつ)にしなきゃいけない。

人(ひと)との約束(やくそく)は守(まも)れ。
約束(やくそく)守(まも)ることは、すべてのキホンだ。

 

キミにも、そして他(ほか)の誰(だれ)にも
大切(たいせつ)にされる権利(けんり)があるから…

キミも、そして他(ほか)の誰(だれ)も
みんな安心(あんしん)できることが大事(だいじ)なんだから…

 

男(おとこ)も女(おんな)も
強(つよ)いヤツも、弱(よわ)いヤツも
障害(しょうがい)のある子も、ない子も
健康(けんこう)な子も、病気(びょうき)の子も
みんなが「お互(たが)いの違(ちが)い」を認(みと)めて
「お互(たが)いの痛(いた)み」を分(わ)かりあえる
平和(へいわ)な世(よ)の中(なか)を目指(めざ)そう!

Young Girl (10-11) Smiling Holding a Bunch of Balloons

茅ヶ崎ファーム生活ガイドライン(キミの権利と責任) –  1999年版(2014修正版)

この文章を書いたのは、吉見哲です。また、このサイト内の全てのペイジ、一言一句、吉見哲が書いており、すべての責任を負っています。