20070222
生き方の見直し
虐待、ドメスティックヴァイオレンス
不登校、引きこもり・・・
すべては社会の生み出した構造的病理そのものであり
我々の望んだ生き方の具現である。
急かされ、結果を求められ、評価、比較され
強迫的、かつ抑うつ的で閉塞した社会状況の中で
自らを追い詰める現代人。
待てない、我慢できない、向き合えない、ないないづくし。
○△防止法、×□ネットワーク・・・
心理学や精神医学・・・
もはや、対症療法的、症状撲滅的手法では
治療できるはずがない。
簡単便利、ヴァーチャルでコンビニエンスな暮らし、
これを手に入れてしまった我々にとって、
子育てほど手間のかかる営みはない。
しかし今や、その子育てさえも消費の対象となった。
企業がこぞって参入する学習塾、スポーツクラブ、
その他各種教育システム、○▽体験教室・・・。
子どもは「預けて育てる」ことが一般的となってしまった。
さらに、“子どもはアクセサリィ”とばかり、
“お試し期間”で気に入らなければ使い捨てるのである。
金儲けも人間関係も同様。
ゲームであれば、簡単に“リセット”してしまえばいい。
何たる惨憺。
我々は、生き方そのものを変えなければならない。
勇気をもってやり直すべきである。
多少不便でも、「目に見える暮らし」、
「手ざわり、肌ざわりのある暮らし」
人と人とが、リアリティをもって
「真正面から向き合う暮らし」を取り戻したい。
“生きるとは”
“真の心の解放とは”
“精神の自由とは”
茅ヶ崎ファームは
ずっと見据えてゆく。