「丘に立てる荒削りの十字架」
詩・曲】 George Bennard
訳詩・曲アレンジ】 Y.A.
私家アレンジ版
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讃美歌Ⅱ‐182/聖歌‐402/新聖歌‐108ほか
(版は違ってもすべて同じ曲。ただし題名と訳詞はそれぞれ微妙に違っている)
この歌はですね なぜか 人生(現世)に整理をつける時の覚悟のようなものを意識しますね。
讃美歌は終焉を歌う歌は多いわけですが なぜかこの曲は特にそれを意識させられる。
サビで繰り返される歌詞
“Till my trophies at last I lay down”
“I will cling to…”
という部分にグッと来てしまいます。
さて
そういうわけ(か どういうわけか)
これはアメリカでは非常に人気が高いらしく それこそ無数の録音がありますね。
おそらく 昔からいつもどこかで歌われてきた いわばポピュラーソングともいえる存在なんでしょうね。
そして何故かそのほとんどが いわゆるカントリーミュージックのスタイルで演奏されています。
スチールギターやフィドルなどを交えて 軽くスウィングしながら素朴でゆったりした雰囲気で歌う。やっぱっり アメリカの白人にとっては 讃美歌と言えども 格式ばったパイプオルガンなんかより ギターなどがメインのカントリーソングがしっくりくるんでしょうね。
日本で言えば民謡でしょうか。
そんな事情を想像すると 讃美歌というものが 日本のように特別な音楽ではなく 生活の中でごく日常的に口ずさむようなものなんだろうなと あらためて思わされます。
≪≪今回アレンジする際 音楽だけでなく 題名も訳詞も(原詞に当たってみた結果)市販の讃美歌とは違う独自なものに変えています≫≫
(この歌については別に述べようと思います)