キリスト教徒なら誰もが知っている「慈しみ深き」です。
いや 街中でも何かと耳にするほどの有名曲ですかね。
ただし 今回は
「歌は通常の4/4拍子」
「伴奏のピアノのほうでは3連符」
という変則的な編曲にしています。
この微妙な「ズレ」が 相互作用で「軽いスウィング感」と「モッタリ感」を醸し出しています。
もっと細かく言うと 基本3連でありながら 部分的に4拍を入れることで よりスウィング感もモッタリ感も強調させています。
アメリカの黒人音楽では時々こんなやり方していますね。黒人のゴスペルだと 歌は崩してスウィングさせるのが当たり前ですが こういうスタイルもある。
3連リズムは ”スウィング”とか”シャッフル”とかいって ジャズ カントリー ロック ハワイアンなどなど あらゆるジャンルで表現される 昔から馴染みあるリズムです。沖縄音楽はまさにシャッフルしてますね(ジャンカジャンカ・・・)。
スウィングとシャッフルは厳密に言うとちょっとずつリズム感が違いますが まあいいでしょう。
しかしいずれにせよ こんなアレンジは 日本の普通の讃美歌に馴染んだ人 特に年配者にはヒンシュクをかもしれません。教会ではやらないでしょうか。